抗癌剤による脱毛は、抗癌剤が分裂を早く起こす癌細胞を殺す働きをする過程で副作用としておきます。分裂の早い細胞に抗癌剤が働くために、正常な毛根細胞などもダメージを受けてしまいます。個人差があり脱毛の程度は患者さんの状態によってまちまちです。多くは抗癌剤の投与を開始してから2~3週間後から始まります。治療後半年以内には再度発毛してきます。髪の毛が整うまでには、半年から1年以上はかかるので、個人差がありますが医療用カツラの使用期間は、1年から2年くらいの目安になります。治療中は、体調のこともあり、カツラを準備するならば、抗癌剤の治療前のほうがよい場合もあるでしょう。脱毛してしまうと、毛があるときよりも頭周が小さくなるので、そのことも考えてサイズを決めます。
素材に関しては、人工毛と人毛ではメリットとデメリットがそれぞれあります。また既製品にするか、セミオーダー、もしくはフルオーダーによって金額に違いがでてきます。カツラの自然な仕上がりもさることながら、医療用カツラの場合フルタイプのカツラになるので、頭部に接触する土台部分やカツラの素材についてよく検討したほうがよいでしょう。
値段の安い既製品を数点購入して、ヘアースタイルの変化を思い切って楽しんでしまうという考え方もあります。
